貯蓄があれば医療保険はほどほどに
医療費には「高額療養費制度」があって、いくら高い治療費がかかっても、健康保険の対象となる治療ならば、自己負担金は、月収56万円未満の家庭で1ヶ月8万円程度、月収56万円以上の家庭でも14万円程度ですみます。
治療にかかる費用だけなら医療費の負担は、それほど高額ではありません。
差額ベッド代や健康保険のきかない高度な治療代、入院時の雑費などは全額自己負担です。
医療保険の目安は、会社員で日額5000〜7000円、自営業で日額1万円、妻なら日額5000円。
会社員の場合は、病気やケガで長期休職の際に、欠勤4日目から最大で1年6ヶ月までは、月収の6割が支給される傷病手当金制度もあります。
入院日数は合わせ技で
以外に悩ましいのは1入院の支払い限度です。
かつては720日とか360日といったリッチなものが多かったが最近人気なのは60日タイプ。支払い日数が短いほど保険料が安いからです。
医療の進歩で入院日数は年々短くなっています。厚生労働省の患者調査を見る限り60日型でも入院の9割程度はカバーできそうです。
とはいえ、本当に心配なのは入院が長引いたとき。
そこで提案はタイプの異なるリーズナブルな商品を組み合わせる技。
例えば、アメリカンファミリー生命保険の「EVER」とオリックス生命保険の「fit」に5000円ずつ加入。
「EVER」の場合は1入院の限度が60日。これに対し「fit」は60歳までは30日だが、それ以降は90日に延長されるのが特徴です。
トータルで見ると、若くて健康なときはほどほどに、高齢になってからは手厚い保障が手に入ります。
しかも分散効果で万一の破綻にも備えられます。
医療保険の保険期間
医療保険を選ぶときの最大のポイントは「保険期間」。
子供が成長するまでの一定期間ですむ死亡保障に対して、年をとるほどニーズが高まるのが医療保険。
加入当初の保険料は、定期タイプのほうが安いのですが、定期タイプは更新するごとに保険料アップします。
いっぽうの終身タイプは、加入当初の保険料は高いものの加入した時点で一生涯の医療保障が確保でき、保険料が上がる心配もありません。
できれば、60歳などで保険料の支払いを終えられる有期払いの終身医療保険に加入できると、老後に保険料負担が残らず安心です。
がん保険も終身型を
身内をがんで亡くした経験がある場合などは、がん保険も検討しておきたいもの。
がん保険は、対象をがんにしぼっているため、数千円の保険料でそれなりの保障を受けられるのが魅力。
一番の魅力は、がんと診断されたら100万円単位のまとまったお金が支払われること。
もうひとつの特徴は、入院給付金の支払い日数に制限がないこと。がん保険なら入院が長引いても、途中で保障が切れる心配がありません。
これから入るなら、一生涯保障してくれる終身型で、途中で保障が減らないタイプを選びたい。がんは、高齢になるほど、かかる率が高くなるからです。
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